マイクロ波侵入監視センサBSS01 / BSM02
マイクロ波侵入監視センサ
自然環境に強く距離計測が可能な侵入監視センサ
従来のドップラー方式や赤外線遮断方式と異なり、FMCW方式を採用することにより、距離と反射レベルにより侵入を検知。従来に比べて誤報を低減できるようになりました。24Ghz帯特定小電力無線局、技術基準適合証明(ARIB STD-T73)に準拠しており、使用の際には面倒な無線局免許申請が不要です。また、国内では屋内外を問わず使用できます。
特徴
自然環境に強い | 雨・風・雪・霧・光などの気象条件に強く、環境の厳しい屋外でも誤検知が少なく、高い信頼性を提供します。 |
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長距離監視が可能 | 人体の場合は、検知距離が対向型で最大200m、自立型で最大100mの長距離を監視できます。 |
広い検知領域をカバー | 検知領域は、アンテナのビーム角度に依存し、赤外線センサに比べセンサ単位で広い検知領域をカバーします。 |
侵入位置検知が可能 | 侵入位置を検知できるため、侵入検知領域、非検知領域を設けることが可能です。 |
設置調整やセンサ増設が容易 | 赤外線センサの様なシビアな光軸合わせは不要です。センサ自信が電波干渉を回避できるため、センサの増設が容易に行えます。 |
誤報を低減 | FMCW方式を採用し、距離と反射レベルで侵入を検知するため、誤報の低減が可能となります。 |
仕様
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型式 BSS01/BSM02 測定周期 Max. 10msec/1回測定 測定方式 FMCW方式 外形寸法 BSS01:190(W)×196(H)×92(D)mm
BSM02:180(W)×152(H)×52.5(D)mm検出方式 自立型:マイクロ波ビーム反射検出方式
対向型:マイクロ波ビーム遮断検出方式材質 BSS01:[レドーム部:AES 背面カバー部:アルミ]
BSM02:[レドーム部:AES 背面カバー部:AES]技術適合 "ARIB STD-T73"に準拠(日本国内に限る) 重量 BSS01:2kg以下
BSM02:0.9kg以下発振周波数 24.05~24.25GHz 電源 BSS01:DCタイプ [DC11~30V]
:PoEタイプ [IEEE 802.3af準拠]
BSM02:DC11~30V周波数帯域幅 200MHz max. 消費電力 Typ.7.5W(Max.15W) 発振出力電力 10mW max. 動作周囲温度 -20~60℃(氷結、結露なきこと) アンテナ指向性 水平面:約6° 垂直面:約15° 保存周囲温度 -30~75℃(氷結、結露なきこと) 同時動作台数 半径400m内に46台まで設置可能 防水レベル BSS01:IP67相当(耐塵浸漬)
:ケーブル適合外径 [φ8.5~14(1穴)]
:適合コネクタ外径 [φ14以下(RJ-45プラグ適合)]
BSM02:IP30相当検知範囲(対向型) 検知距離:0~200m(基準リフレクタ)
条件:雑草・樹木なきことI/F 警報出力2点、監視中出力1点
タンパー接点出力1点(BSS01のみ)
イーサネット(100Base-TX/10Base-T)検出範囲(自立型) 検知範囲:3.5~100m(基準リフレクタ)
発報幅:アンテナ角度に準ずる
条件:雑草・樹木なきこと -