製品紹介 ~マイクロ波近距離センサ~
製品紹介
みなさん、こんにちは!
ご無沙汰しております。
久々にパル技研の「マイクロ波」を使用したセンサをご紹介したいと思います。
一口に「マイクロ波センサ」と言っても、そこには様々な目的・用途のものがあり、それぞれに特長があるのです。
今回ご紹介するのは、現在開発中の「マイクロ波近距離センサ(BSS300)」です。
こちらは名前の通り、近くを監視するセンサで、0.5m~20mの検知エリアに侵入する人を見つけます。
他の特長としては
●近距離エリアを広角に監視
水平面 約52° 垂直面 約45°のビーム幅で監視します。
●分離分解能が20cmと高い。
接近した2つの点や線を分離して見分ける能力で、20cmの変化を検出できるということです。(当社従来センサは2m)
このことから、地面に向かって電波を照射しても、地面と侵入者を切り分けて監視できるのです。
●マイクロ波の特長である、天候など周囲環境の変化に強い。
屋外での近距離の監視として、従来使用されているパッシブセンサ※と異なり、温度変化・気象変化の影響を受けません。(※人体から放出する赤外線を受信し、人を検出するセンサのこと。)
また、近距離センサの設置例としては
●ポール監視
●ゲートの侵入監視
●建屋出入口の侵入監視 などがあります。
特にポール監視においては、他の侵入監視センサの足下に生じる死角エリアを、上方から地面に向かって補完することができ、より隙間のない検知エリアを設定できるようになります。
いかがでしたか?
今後も当社の製品をご紹介させていただきます。
どうぞお楽しみに!
なお、「マイクロ波近距離センサ(BSS300)」は2021年1月発売予定です。